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長崎市千々町 森さんご一家] [JA大長崎・大西海ハウスビワ研究会会長 松尾さん]





JA大長崎大西海ハウスビワ研究会会長 松尾さん

▲自慢の逸品
ハウスビワ4月下旬にピーク
今年もビワのおいしい季節になりました。松尾さんは今、ハウスビワの出荷に追われています。今年は、2月19日から出荷を始め、4月下旬頃にピークを迎えます。現在、ハウスビワ18アールの他に露地ビワ40・水稲50・ミカン 90アールを栽培しています。
高校卒業後1年間、布津町の農家へ研修に行った松尾さんは、その後両親の後を継いで農業を始めました。当時はまだハウスビワの栽培はしていませんでした。昭和59年、天候による被害が少ないハウスをと、普及センターの方からの勧めがあり取り入れました。栽培品種は「長崎早生」。今年も甘くておいしいビワができました。
「消費者から、おいしいと言われると、本当に嬉しいですね」と栽培の喜びを語る松尾さん。

▲ゆるやかな斜面にハウスが
並んでいます

▲夫婦で協力して収穫に取り組みます




▲箱詰めする時も優しく、丁寧に
夫婦で力を合わせて
作業は奥様の涼子さんと二人で協力して行います。朝は6時頃から収穫を始めます。収穫したビワの袋を取って傷や腐れがあれば取り除き、大まかに選別します。そして翌日の朝8時までにJA選果場へ運び、人夫さん11人による選別・箱詰め作業が行われます。今年は例年どおり約1トンの出荷を計画しています。
箱詰めされたビワは、夕方の飛行機で各市場へ。出荷先は、5割が関東、あとは関西・北陸などです。ビワは収穫して2?3日すると、さらに甘味が増すため、出荷する頃に食べ頃を迎えます。
「ビワはデリケートな果物だから、擦れが出ないよう、傷をつけないように優しく扱わないとね」と気を配る松尾さんです。
松尾さんは、JA大長崎・大西海ハウスビワ研究会会長を務めています。今年で9年目になるベテランです。現在会員は36人、総作付面積3ヘクタール、今年の出荷計画は53トンです。夏場の日照不足により、例年よりも若干少ないようです。
研究会では毎年、出荷協議会、役員会などを開いています。また、本所・大瀬戸・大崎・雪浦の4ブロッ夫婦で力を合わせてハウスビワ4月下旬にピーククに分かれ、それぞれで毎月、現地検討会を行っています。
「松尾さんは、普段は冗談を言ったりとても楽しい人だけど、会議などでは真剣に、自分の主張をきちんと通しますね」と松尾さんの人柄を話すJA大長崎果樹指導課の浦口大輔調査役。
会長としての仕事も忙しい松尾さんですが、歌が大好きで、たまに空いた時間に行くカラオケが楽しみです。過去に「NHKのど自慢」に出演したこともあります。本番では、緊張のあまり普段の力が発揮できず、鐘は2つでした。
好きで作っているから
「これから年をとっても、お客様に喜ばれるおいしいビワをずっと提供していきたいですね。たとえ単価が安くなったりしても、好きでやっているビワだから、作り続けますよ」とビワに対する熱い情熱を語っていただきました。

コンテナにクッションを敷きデリケートなビワを守ります

 
(C)JA全農長崎