県内各JAと産地マップ
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産地風景映像
加工品はたくさんあります。
びわの果実をまるごとゼリーで包んだ「びわゼリー」、 びわの葉を100%使った健康にいいお茶「びわ茶」。
ほかにも、「びわワイン」や「びわアイス」など、長崎びわの魅力をたっぷり詰め込んだ製品が製造・販売されています。
そのまま食べるのもおいしいけれど、多彩に揃った加工品でまた違った長崎びわの味わいを発見してみてください。
実の形が楽器の「琵琶」に似ていることから 「びわ」という名前が付けられたそうです。
びわは鮮度が命。メロンやバナナのように置いておいたら 甘くなるということはありません。なるべく早めに食べて しまいましょう。また、冷蔵庫に長く入れておくと硬くなって しまいます。涼しいところで保存して、冷やす場合は食べる 2~3時間くらい前に冷蔵庫へ入れてください。
びわの皮は手でやさしくむきます。ポイントはおへそのほうからむくこと。 こうするとキレイに簡単にむくことができます。
皮をむいたまま置いておくときは、水につけておくと変色しません。
食べるときは水気をよく切ってくださいね。
びわは寒さに弱い果樹なので、幼果が低温によって枯死して しまうこともあります。そのため露地栽培に適するのは、 冬の気候が温暖で寒気の溜まりにくい南向きの斜面という 限られた地域。最近では寒害から幼果を守るため、ハウスでの 栽培も積極的に取り組まれるようになりました。
びわは他の果物と違って、花が咲くのは冬。
実はとてもデリケートで傷付きやすく、春先には一房ずつ丁寧に袋掛けして、収穫まで大切に育てられます。
いいえ、そんなことはありません!
種が大きいのでそう思われがちですが、実際、びわの可食部分率は65%。 バナナやメロンやすいかよりも食べるところが多いんです。
大昔からびわの野生種は日本に自生していましたが、 本格的に栽培されるようになったのは江戸時代末期のこと。
今から170年くらい前の天保・弘北のころ、長崎で女中奉公 していた三浦汐シオが長崎出島から唐びわの種を持ち帰り、 郷里(現在の長崎市北浦町)に播いたのが始まりとされています。
このびわが茂木種となって、びわ栽培が広まったのです。